社会
安全・安心で持続可能な社会づくり
ベースパック
マテリアリティ地震、豪雨等の災害の
甚大化
ベースパックは重量鉄骨造の足元となる柱脚に使用する製品です。
柱脚は、設計上も施工上も、最も気を遣わなければならない要所です。約30万棟の鉄骨造の建物に採用されており、一般財団法人日本建築センターの評定を取得しております。1986年の発売以来、地震による柱脚被害は“0”。大切な建物や財産、そして人の命を、災害から守ってきました。
マテリアリティ建設事業の環境変化人口減、高齢化社会
独自のグラウト充填技術により、目視で充填完了の確認が可能、基礎上面と十分な密着が図れるなど施工の容易さ（省力化）と施工品質を両立。また、鉄骨建方の作業性・安全性に優れ、すべての現場でベースパック施工技術委員会によって認定された有資格者が施工を実施し、施工上の問題が生じやすい異種構造の接点となる柱脚部に、高品質で安全性に配慮した施工を供給します。
OSリング
マテリアリティ地震、豪雨等の災害の
甚大化
OSリングは、梁（ハリ）の鉄骨に空調などの貫通孔を設ける際、耐力を確保するために用いる特殊な金物です。各種実大実験及び部分実験を行い、耐力・剛性・変形性能等の構造性能を確認、それらのデータをもとに一般財団法人日本建築センターの評定を取得しております。地震によって発生する水平方向の力を受け流し、建物の変形を防止するブレース構造にも対応しています。
マテリアリティ建設事業の環境変化人口減、高齢化社会
梁（ハリ）の片面に取り付けるだけなので、施工時に梁を反転させる必要がなく、省力化が図れます。また、従来用いられてきたプレートによる補強やパイプによる補強と比べ溶接量が非常に少ないので、溶接による熱ひずみの影響が小さくなります。
フリーフレーム
マテリアリティ地震、豪雨等の災害の
甚大化
フリーフレーム工法は、合理的な金網型枠の特性と吹付工法の特徴を生かして、切土法面・自然斜面などに連続した枠を作る工法です。
斜面の安定を図るとともに緑化工などを施工することによって、自然環境との調和を大切にした工法として広く採用されている工法です。
マテリアリティ建設事業の環境変化人口減、高齢化社会
型枠はクリンプ金網を使用しており、変型自由で軽量なため、作業性良好。型枠天端を内側に曲げ加工しているため、作業中のロープや吹付用ホースが引っ掛かるなどのトラブルが解消され、作業の安全性が向上します。
世界の建設・インフラ関連のマテリアリティへの取り組み
当社は、「安全・安心の提供を通じて社会に貢献する」という経営理念を海外でも実践しております。各国地域の環境に応じてマテリアリティの認識も異なります。米国においては、人口が増加していくなかで、インフラ老朽化が社会課題となっており、当社グループは、インフラ整備に使われる製品を提案し販売することで貢献しています。
また、インドネシアにおいては、発展途上にある同国の人口増加傾向のなかで、良質な住環境の供給、インフラ整備が求められており、当社は地域社会、サプライヤー各社とともにその解決に取り組んでおります。