本工法の採用をご検討の際は下記適用範囲の確認及び応力による設置可否検討が必要です。
詳細は「OSハリーZ 工法設計ハンドブック」に記載していますので必ずご一読願います。
◆梁の適用範囲
●SRC
梁せい:500mm 以上
●鉄骨造部分
断面形状:H形断面
せい:1800mm以下
幅:600mm以下※1
ウェブ厚:32mm以下※2・※3
鋼種:SS400、SM400、SM490、SN400※4、SN490、SM520
F=325〜355 N/mm2の大臣認定建築構造用鋼材
●RC造部分
鉄筋鋼種:SD295、SD345、SD390、SD490
コンクリート設計基準強度:21〜45N/mm2
●軸力が作用する梁は適用不可
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※1) |
sD≧750mm以上、sB<0.9×sDの関係を満たせばsB≦1,000mm |
※2) |
SS材、SM材またはSN400Aの場合は25mm以下 |
※3) |
ウェブ幅厚比106√235/F以下 |
※4) |
SN400Aは塑性化部分に適用不可 |
※5) |
塑性化部分に適用の際は別途鉄骨量の規定が有ります。 |
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◆貫通孔の適用範囲
貫通孔径(φd):D/3以下、sD×2/3以下、かつ、L6のあきを満足すること
L1: |
D/3以上 |
L2: |
隣接する貫通孔平均径の3倍以上 |
L3: |
表1参照 |
L4: |
sD/6以上、sD>1200mmの場合はsD/2-400mm以上 |
L5: |
70mm以上 |
L6: |
30mm以上(sB≦150mmの場合24mm以上、400mm<sB≦ 600mmの場合40mm以上、sB>600mmの場合70mm以上)、かつ、r+1.8S以上 |
L7: |
ガセットプレート、リブプレート、仮設金物とのあきは30mm以上、OSリングを後付の場合は、原則、L6寸法に準じる。ただし、最小で30mmとする。 |
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表1 梁のへりあき寸法(L3)
梁せい |
へりあき寸法L3 |
500mm≤D<700mm |
175mm以上 |
700mm≤D<900mm |
200mm以上 |
900mm≤D<1250mm |
250mm以上 |
1250mm≤D |
0.2D以上 |
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(D:梁せい、sD:鉄骨造部分のせい、sB:鉄骨造部分の幅、S:OSリングの必要隅肉溶接サイズ
r:鉄骨造部分のフィレット寸法またはBH鋼のフランジとウェブの溶接サイズ、F:鉄骨の許容応力度の基準強度) |