社会

マテリアリティ人とのつながり・人的資本経営

当社グループの事業活動は、ステークホルダーの皆様との協働によって進められており、ステークホルダーの皆様との対話が重要だと認識しています。当社グループへいただいたご期待やご意見を事業活動へ反映し、長期的な信頼関係を構築することで、企業価値の向上を目指します。

お客様

当社は社是の一つとして「サービス精神を旨とし、社会に奉仕し社運の発展に努力すること」があります。これは特に、営業の考え方に強く反映されています。顧客のご要望に何とか知恵を絞って応えていくのが、当社の長年の営業スタイルです。これによる対話の継続と信頼の蓄積が、次の100年の基盤になっています。

ステークホルダーのニーズ・期待

  • 課題や潜在的ニーズに対応する製品の開発・提供
  • 製品の品質確保・安定供給の確立
  • 信頼関係の構築

主な対話方法

  • 提案・営業活動
  • 岡部会(特約店との会合)
  • 技術支援、カスタマーサポート

社員

当社は社是として「人材の育成に努力し、企業の永遠の発展を期すること」「社員にとってその一生を託して、悔いることのない職場たること」を掲げており、人財が持続可能な成長の源泉であるとの認識のもと、長年、人財育成に注力してまいりました。また、年齢や性別には関係なく、やりがいやチャレンジができる制度や、ライフステージ等に応じた多様な働き方ができる制度の整備に努めています。

ステークホルダーのニーズ・期待

  • 働きがい、やりがい
  • 能力開発
  • 安全・健康で快適な職場環境
  • 多様な人財の活躍
  • 成果に対し適正で魅力的な報酬

主な対話方法

  • 従業員エンゲージメント診断
  • 社長 × 社員座談会
  • 社内報
  • 各支店従業員へのヒアリング
  • 内部通報窓口
  • 各種研修

株主・投資家様

株主数2万人超。株主・投資家からいただいたご意見ご要望を経営陣にフィードバックし、経営改善及び企業価値向上につなげています。

ステークホルダーのニーズ・期待

  • 持続的な企業価値向上
  • 利益還元
  • 適時・適切な情報開示と対話機会

主な対話方法

  • 株主総会
  • 決算説明会
  • IR面談
  • 工場見学会
  • カンファレンスへの参加

協力会社・サプライヤー様

約100社の主要協力会社、1,000社を超えるサプライヤーは、協力してお客様にソリューションを提供するためのパートナーとして、コミュニケーションを図り、長年の信頼関係を構築しています。

ステークホルダーのニーズ・期待

  • 公平公正で安定的な取引
  • 相互の信頼に基づくパートナーシップ構築
  • サプライチェーン全体での価値創造
  • サステナブル調達

主な対話方法

  • CSRアンケート
  • Okabe Suppliers Relationship Meeting(サプライヤー交流会)
  • 岡部協力会
  • 品質貢献表彰

地域社会

人とのつながりを広げていく会社というビジョンの実現には、「地域社会における人々とのつながり」も含まれています。本社はじめ主要工場等における地域社会への貢献のほか、海洋事業を通じた日本の沿岸部の市町村とのコミュニケーション、社会貢献活動への参加などを行っています。

ステークホルダーのニーズ・期待

  • 地域との共存共栄
  • 環境保全
  • 次世代育成支援

主な対話方法

  • 産官学連携:墨田区との連携協定、学生コンペ開催
  • スポーツチームスポンサー活動:千葉ジェッツ、FC今治、レスリング茂呂綾乃選手の活動支援
  • 次世代育成:応用藻類学研究所学生見学会、小中学生への出前授業、岡部亨和奨学財団による教育支援
  • 社会・地域貢献 :ビーチクリーン、子供食堂への寄付、東日本大震災義援金(製商品の売上げの一部を寄付)、下妻市への寄付・協賛、Toy for Totsへの寄付(北米)

TOPICS

  • 岡部の「海洋特別授業」

2024年7月と9月に小学生を対象とした特別授業を開講しました。2023年より継続している本プロジェクトはお茶の水女子大学とコラボ。当社研究所で採取した海藻を使ったワークショップなどを通じ、未来の海・環境を考える機会を提供しています。

  • 墨田区と連携協定を締結

2024年8月に、本社を置く墨田区と連携協定を締結しました。締結前から地域連携を積極的に推進してまいりましたが、これを機にさらに深化させ、環境や防災、まちづくりや児童教育等で相互に協力し、地域社会のさらなる発展を目指します。