社員
06

品質の管理とさらなる向上。安心できる社会づくりに技術者として貢献したい

高校の求人で岡部を知り、地震に強い製品を製造していることに興味を持ちました。日本は地震の多い国で、安全なインフラ整備が非常に重要です。岡部の製品が私たちの日常生活や建物の安全性を支えている。知れば知るほど、とても魅力に感じました。

M. M.

生産技術

茨城工場 技術部 品質管理課

2014年入社

工業高校 電気科卒

社員
INTERVIEW

製造から機械の保全へ2つの経験が強みに

#01

入社後、最初に配属されたのは、千葉県の野田市にある千葉工場。岡部の主力製品であるベースパックに用いるアンカーボルトの製造オペレーターとして、機械の操作方法や製品の検査方法を一から学びました。初めは慣れない作業に苦労しましたが、先輩方の丁寧な指導のおかげで、次第に操作にも自信がつき、一定の品質を安定して維持できるようになり、「製造現場の一員として貢献ができている」という実感が沸くようになりました。

その後、茨城県の下妻市に新しい工場ができたタイミングで、技術課へ異動。設備や電気制御の保全業務を担当しました。製品を製造する部署から、その製品を作る機械の保全を行う部署へ。製造とは異なる視点から機械設備と向き合うようになり、新たな知識を学ぶ機会が増えました。一方で、以前のオペレーター経験が役立つ場面も多く、現場理解を活かした保全業務が行えたと感じています。2つの部署を経験できたからこその強みだと思っています。

インタビュー風景

何事にも失敗を恐れずに挑戦し続ける

#02

技術課で機械の保全を行っていたときのことです。新たな設備を導入した際に、求めている加工精度や動作が思うようにいかないことが続きました。なかなか品質が安定せず、期待していた生産性が出ない状況に焦りを感じましたが、問題を突き詰めるうちに、設備の動作特性の理解と微妙な調整が重要であることに気がつきました。設備メーカーの技術者と一緒に改良策を検討し、部品の精度や設定を微調整していく中で、次第に加工精度や安定した動作が実現。苦労が多かっただけに、狙い通りの動作を実現できたときは大きな達成感がありました。この経験を通して学んだことは、設備導入には事前準備と検証が重要であること、そして何事にも失敗を恐れずに柔軟に対応する姿勢を持つことの大切さです。入社歴も長くなり、今は後輩を育てる立場になってきていますが、始めに大事なことは教えるけれど、その後は失敗してもいいから、まずは自分で考えてやってみてごらんと伝えています。自分もそうだったように、失敗や試行錯誤を経験したからこそ得られる学びが必ずあるからです。

インタビュー風景

何年経っても学ぶ姿勢を持ち続けたい

#03

技術課での経験を積む中で、日常業務において必要な知識をもっと深めたいという思いから、電気工事士、機械保全技能士、危険物取扱者といった専門資格を取得することにチャレンジしました。仕事と子育ての合間を縫っての勉強は大変ではありましたが、資格取得を通じて得た知識は保全業務における設備の安全性や効率性の向上に役立ち、自分の成長を実感するよい機会となりました。

その後、技術部が2つの課に分かれたのを機に、品質管理課へ異動。製品の製造、機械の保全を経て、今度は製品の品質向上に関わる仕事に携わっています。これまで培ってきた技術的な知識を品質管理の視点にも活かし、製品の精度や安全性を高めるためのデータ分析や改善策の立案に取り組んでいます。現在は岡部が推進しているDXを支えるため、デジタルツールを活用しながら、品質管理業務をより円滑に進めることに力を入れています。IT知識についてはまだ勉強中ですが、今後はDX推進にも貢献できる技術者を目指していきたいです。

インタビュー風景

仕事への思い

#04

岡部の理念である「安全・安心の提供を通じて社会に貢献する」。この言葉は、私にとって日々の業務に向き合う上での指針となっています。製品が求める品質基準を一つひとつ丁寧に守り、また新たな改善点を見つけることで、安全で信頼できる岡部製品を提供し続ける。特に岡部の主力製品は、災害から人々の生活や命を守る大事な役割を担っています。その責任の重さを受け止め、品質管理においても妥協をせず、誠実に取り組んでいきたいと思います。

M. M.さんの
とある日のスケジュール

品質管理編

プライベートでは3人の子どものパパ。週末は家族とのんびり過ごします。

社員

PEOPLE

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RECRUIT

岡部の次の100年を、
共に創りましょう。

これまでも、そしてこれからも建設を支える耐震建材メーカーとして培った「創造力」✕「つなぐ力」✕「人の力」で世界中の人々の生活に安全・安心を提供するグローバル・ソリューションプロバイダーを目指すために、高品質な製品を多くのお客様にお届けし続けます。

みなさんが培ってきた様々な知識・経験を活かし、次の100年を共に創っていきませんか。