社員
04

海の恵みを守り育てる、魚礁営業のスペシャリストとして

幼い頃から海が好きで、大学では水産資源の持続的利用や水産動植物の増養殖について学んでいました。そんな中で、魚礁という海の生物が集まり育む構造物の存在を知り、大学での学びを活かしながら海に関わる仕事ができる岡部に入社しました。

T. I.

営業(海洋)

海洋事業部 魚礁営業部

2020年入社

生物生産学科卒

社員
INTERVIEW

コロナ禍での入社から、全国を飛び回る営業へ

#01

入社は2020年、コロナ禍真っただ中でした。入社式はウェブ開催、最初の2ヶ月は在宅研修という特殊な船出です。本社への出社が始まったのは6月からで、まずは製品設計から生産、施工までの基礎知識の習得からスタート。その後、上司や先輩に同行して全国各地の現場を回り、実践的な知識を深めていきました。

現在は沖縄県を担当しており、なかでも浮魚礁の工事に多く携わっています。浮魚礁とは海面や海面下に設置される人工構造物で、回遊性魚類が流木などの漂流物に集まる習性を利用して魚類を集めたり滞留させたりするためのものです。

公共事業がメインとなるため、県や市の公共団体、漁協・漁業者、施工業者など、さまざまな立場の方と関わっています。それぞれに求められる視点も異なり、公共団体には設計や構造計算の説明を、漁協には生物の生態や増殖についての提案を、施工業者には具体的な施工方法の説明をするなど、幅広い知識とスキルが必要とされます

インタビュー風景

地道な営業活動から生まれた、現地との深い信頼関係

#02

事業の性質上、すぐに販売に結びつくわけではありません。まず県や漁協・漁業者への提案から始まり、要望が上がれば県やコンサルタントによる計画策定へと進みます。その後、県が事業として発注し、建設業者が施工を行うという流れで、事業化までには数年を要することもあります。

お客様のもとへ何度も足を運び、相手の思いや要望を丁寧に聞き取りながら、寄り添った提案を心がけています。また、販売後も現地の方々と一緒になって効果を調査するなど、アフターフォローにも力を入れています。

お陰様で、定期的に相談の連絡をいただいたり、他の漁協への紹介につながったりと、現地での輪が広がってきています。製品を導入して1年ほどで、「魚が集まるようになった」「今までいなかった魚種も見られるようになった」という声をいただいたときは、この仕事の意義を実感しました。

インタビュー風景

沖縄の海を豊かにする、頼られる存在へ

#03

一歩一歩築いてきた信頼関係を大切にしながら、現地に愛される営業であり続けたいと思っています。

今後は、浮魚礁のことなら何でも相談できる専門家として認められ、「沖縄の海を豊かにしたいなら、岡部のT.I.に聞こう」と言ってもらえるような営業になりたいです。岡部は沈設型の魚礁・増殖礁や浮魚礁など、さまざまなタイプの魚礁を扱える数少ないメーカーです。また、各地域のニーズに合わせたオーダーメイドの製品を製作することができます。その強みを活かしながら、地域に寄り添った提案ができる存在を目指しています。

インタビュー風景

仕事への思い

#04

魚礁の設置は、漁獲量の増加、漁業効率の向上、漁業者の燃料削減や経営安定化に役立ち、海の生物の保護育成にも貢献しています。大好きな海と水産業の環境整備に携われることは、私にとって大きなやりがいであり、誇りです。これからも積極的に経験を積み、疑問に思ったことは納得するまで追求する姿勢を大切にしていきたいと思います。

T. I.さんの
とある日のスケジュール

沖縄営業編

月の半分近くは出張で、現地での打ち合わせや調査に携わっています。

社員

PEOPLE

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RECRUIT

岡部の次の100年を、
共に創りましょう。

これまでも、そしてこれからも建設を支える耐震建材メーカーとして培った「創造力」✕「つなぐ力」✕「人の力」で世界中の人々の生活に安全・安心を提供するグローバル・ソリューションプロバイダーを目指すために、高品質な製品を多くのお客様にお届けし続けます。

みなさんが培ってきた様々な知識・経験を活かし、次の100年を共に創っていきませんか。