大地震で建物が大きく変形すると筋かい金物が外れたり、木材が損傷して建物の耐力が低下します。建物の耐力が低下すると次に起こりうる大きな揺れに持ち堪えることが出来ない可能性があります。ブレスターZ600は、製品本体に設けたスリットが変形することで、金物を止めているビスの抜けや木材の損傷を抑制し、繰り返される大地震にねばり強く耐えることが出来ます。
クリックハウスプラス確認検査株式会社の評定取得しています。
クリック岡部株式会社の各地域の支店または、営業部へお問い合わせください。
クリックブレスターZ600を内使いにして、ホールダウンを避けていただくか、または、ホールダウン用アンカーボルトを⾧くし、ホールダウン金物を土台から270mm以上離したところに取り付けてください。
「ブレスターZ600 標準図 3-3-(2)項 ホールダウン」をご参照ください。
土台用アンカーボルトの設置位置を柱芯から150mm以内にしてください。但し、アンカーボルト、座金が土台から突出する場合は、柱芯より135mm以内としてください。
「取付施工に関するお願い 3ページ.1項 土台アンカーボルトの埋設位置について」をご参照ください。
梁の座堀り(箱抜き)の位置は、柱芯より240mm以上離してください。
「取付施工に関するお願い 4ページ.2項 座堀り等の納まりについて」をご参照ください。
やむを得ず筋かいを取り付ける箇所に継手を設ける場合は、柱芯より240mm以上離してください。
「取付施工に関するお願い 5ページ.3項 土台・梁の継手位置について」をご参照ください。
床合板と同じ厚みの添え板をあてて、ブレスターZ600 床合板仕様を取付けていただくか、または、ブレスターZ600 標準仕様を内使いにて、直接横架材(土台または梁)に取り付けてください。
「取付施工に関するお願い 8ページ.6項 床合板端部の納まり」をご参照ください。
筋かい幅105mm以上で、ブレスターZ600を内使いにするとき、柱面の金物を取り付けるブレートと筋かいが干渉する場合があります。筋かいの芯を30mmずらして、加工してください。
「取付施工に関するお願い 9ページ.7項 45×105mmの筋かいを使用する場合」をご参照ください。
ブレスターZ600本体には、ビス孔として「〇」孔と「◇」孔があります。基本的には「〇」孔にビスを留め付てください。「〇」孔に留め付けられない場合は、「◇」孔を使って留め付けてください。
「取付施工に関するお願い 2ページ ブレスターZ600 製品構成と部材寸法」をご参照ください。
「ブレスターZ600 Black ver(ブラックバージョン)」は、受注生産にてあります。また、その他の色については、各営業担当者までお問合せください。
クリック1箱あたり
ブレスターZ600本体 右用(または左用) 10枚
各種専用ビスの必要本数が梱包されています。
「ブレスターZ600 ホームページ 構成部品」をご参照ください。
1専用ビスは、袋単位で出荷できます。
OK-30 (30mm)・・ 62本入/袋
OK-45 (45mm)・・ 62本入/袋
OK-45 (45mm)・・103本入/袋
OK-75 (75mm)・・ 42本入/袋
OK-120(120mm)・・ 41本入/袋
たすき掛け筋かいの片側を切断したとしても、切断した筋かいを「ブレスターX」で補強することで、筋かいの座屈を抑えながら、高い短期許容せん断耐力を発揮します。また、取付けにおいても片面からの施工が可能となり、たすき掛け筋かいの厚みを同一面化することが出来ます。
クリックハウスプラス確認検査にて評価を取得しています。
クリック壁倍率の評価取得は受けておりません。
壁倍率を使った壁量計算では使用できませんのでご注意ください。詳しくは「製品カタログ」ならびに「技術資料」をご参照ください。
短期許容せん断耐力計算式
(Qa)=(-0.38×(H/B)+2.17)×Pa3.0
Qa:短期許容せん断耐力(kN/m)
H:横架材芯間距離(mm)
B:柱芯間距離(mm)
Pa3.0:筋かい厚ごとの基準耐力(kN/m)
基準耐力(Pa3.0)
筋かい厚 | Pa3.0(kN/m) |
---|---|
30mm以上 | 4.6 |
45mm以上 | 6.3 |
45mm以上(ベイツガ) | 7.7 |
90mm以上 | 10.8 |
ブレスターXホームページから計算シートをダウンロードしてご利用ください。
「brastarX_短期許容せん断耐力計算シート_Ver.20-09」
岡部株式会社の各地域の支店または、営業部へお問い合わせください。
クリックブレスターXを使用する場合、壁幅(柱芯間距離:B)は、900〜1000mm以内としてください。
ブレスターXを使用する場合、壁高さ(横架材芯間距離:H)は、壁幅(柱芯間距離:B)×3.5以内としてください。
ブレスターXホームページ「取付方法」をご参照ください。
クリック筋かい幅120mmは、受注製作となります。各地域の支店または営業部へお問い合わせください。
クリック筋かい厚み90mm以上の場合は、ブレスターXを両側から取り付けてください。
ブレスターXホームページ「取付方法 STEP3」をご参照ください。
1箱あたり
ブレスターX90幅(または、105幅)本体 1枚
各種専用ビス45mm(または、30mm) 20本数入/袋が梱包されています。
ブレスターX ホームページ 「構成部品」をご参照ください。
ピタットベースは、柱に作用する軸力を直接基礎部に伝達する高性能、高耐力な柱脚金物です。また、アンカーボルトの水平施工誤差を±15mm吸収することができ、ホールダウン金物よりも柱脚接合部周辺の干渉が少ないため、断熱材がスッキリと納まります。
ピタットベースホームページ「特⾧」ご参照ください。
ハウスプラス確認検査にて評価を取得しています。
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クリックピタットベースを使用する場所の湿潤状況を示します。
(※ハウスプラス確認検査株式会社 評価取得による)
使用環境Ⅰ:常時湿潤状態におかれる環境
使用環境Ⅱ:断続的に湿潤状況におかれる環境
使用環境Ⅲ:通常の使用環境(使用環境ⅠまたはⅡ以外の環境)
ピタットベースホームページ「性能」をご参照ください。
ピタットベースを使用する場合、基礎幅を180mm以上としてください。
オプション品アンカーボルトが、M20-D22のため、基礎幅150mmの場合、コンクリート躯体のかぶりが取れなくなる可能性があります。
ピタットベース「標準図 項目5.基礎」をご参照ください。
ピタットベースを取り付ける柱は、プレート、ドリフトピンが納まるよう加工してください。
ピタットベースホームページより「木材加工図」をご参照ください。
ピタットベース専用のアンカーボルト(M20-D22-L470)です。
ピタットベース用アンカーボルトセットはオプション品となりますので、ご必要の場合は、別途発注のご指示をお願いいたします。
ピタットベースホームページより「構成部品」をご参照ください。
ピタットベース専用のアンカーボルトを吊下げる連結ボルト(M16-M20-L230)です。
ピタットベース用アンカーボルト吊下げボルトセットはオプション品となりますので、ご必要の場合は、別途発注のご指示をお願いいたします。
ピタットベースホームページより「構成部品」をご参照ください。
ピタットベース製品仕様には2種類の物があります。
・ピタットベース105(柱寸法105×105mm以上)
・ピタットベース120(柱寸法120×120mm以上)
製品本体はどちらの仕様も同じものですが、ドリフトピンのサイズが変わります。
柱のサイズに応じご使用ください。
ピタットベースホームページより「構成部品」をご参照ください。
製品仕様で製品名に記してある数字が、対応する柱寸法を示しています。
・ピタットベース105(柱寸法105×105mm以上)
・ピタットベース120(柱寸法120×120mm以上)
太径柱や扁平柱などでご使用いただく場合は、許容耐力を満足するよう、納まりなどをご検討いただきご使用ください。
ピタットベースは、M20のアンカーボルトのみ対応が可能です。M12やM16では設置ができませんのでご注意ください。
ピタットベース ホームページ 「取付方法」をご参照ください。
ピタットベースは、ダブルナットの取付けとなるため、アンカーボルトをコンクリート天端より60mm出してください。
ピタットベース ホームページ「取付方法」をご参照ください。
ピタットベースは、基礎部のコンクリートの天端に設置いたします。
コンクリート天端の凹凸などがある場合、設置できなくなりますので、セルフレベリングなどでコンクリート天端を水平にならしてください。
ピタットベース ホームページ 「取付方法」をご参照ください。
ピタットベース Frontierは、高耐力柱脚金物「ピタットベース」を2個並べ、集成材と組み合わせることで、木造壁柱工法を実現することが出来ます。木造壁柱工法は、出来る限り耐力壁を小さくすることから、狭小地の間口を大きく設けたり、大開口や大空間に活用することが出来ます。
ピタットベース Frontierホームページ「特長」ご参照ください。
ハウスプラス確認検査にて評価を取得しています。
HP評価(木-20-026)
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クリック壁の役割(水平荷重の負担)と柱の役割(鉛直荷重の負担)の二役を同時に実現する木造の工法です。
ピタットベース Frontier カタログをご参照ください。
ピタットベース Frontierを使用する場合、基礎幅を180mm以上としてください。
アンカーボルトが、M20-D22のため、基礎幅150mmの場合、コンクリート躯体のかぶりが取れなくなる可能性があります。
ピタットベース Frontier「標準図 項目4.基礎」ご参照ください。
ピタットベース Frontierの基礎の定着に関する標準仕様はありますが、基礎梁の標準仕様はありません。
基礎梁の応力検討は設計者様がご確認下さい。
ピタットベース Frontier設計・施工マニュアルをご参照ください。
採用可能です。標準仕様以外の基礎の安全性検討は、設計者様でご確認下さい。
壁倍率認定は取得していません。
450mm以下の狭小壁であり、壁倍率計算には適用できません。許容応力度計算が必要になりますのでご注意ください。
ピタットベース Frontier設計・施工マニュアルをご参照ください。
日本農林規格(JAS)の構造用集成材(同一等級構成,異等級構成)であれば、樹種の制限はありません。強度区分E65以上をご使用ください。
ピタットベース Frontier「標準図 項目5.壁柱材(集成材)」ご参照ください。