特長・性能
ブレスターH.Gtype ー制振ーは、兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)の地震波による振動試験で、在来筋かい耐力壁の変形を最大で50%低減する効果を確認しています。さらに10回加振しても性能低下しないことを確認しました。狭小壁でかつ優れた制振効果と繰り返し性能を発揮する次世代型の制振耐力壁です。
加振結果比較(加振1回目)
試験条件
床面積に見合った配置数を設置することで建物に減衰力を付加し、制振性能を発揮します。解析では一般的な2階建にブレスターH.Gtype ー制振ーを4壁設置すると、建物の変形を20~30%低減します。
一般的な2階建における低減効果
〈解析条件〉
仕様 | 構成部品 | 梱包数量 |
---|---|---|
HG-W450 適用壁幅 450~460mm |
CR2プレート(材質:SGHCまたはSGCC/板厚:1.2mm) HG310(材質:STKR400/板厚:3.2mm) OK-65(呼径:φ6.5mm/長さ:65mm) OKD-19(呼径:φ6.0mm/長さ:19mm) |
4枚 2本 62本/袋(内予備2本) 70本/袋(内予備6本) |
HG-W600 適用壁幅 600~610mm |
CR2プレート(材質:SGHCまたはSGCC/板厚:1.2mm) HG460(材質:STKR400/板厚:3.2mm) OK-65(呼径:φ6.5mm/長さ:65mm) OKD-19(呼径:φ6.0mm/長さ:19mm) |
4枚 2本 62本/袋(内予備2本) 70本/袋(内予備6本) |
適用範囲 | |
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梁(桁)、土台 | 断面寸法:105mm以上 |
柱 |
断面寸法:105mm~120mm 基準強度:Fb=22.2N/㎟以上 ●製材:E50以上 ●集成材 同一等級 :E55-F225以上 対称異等級:E65-F225以上 |
壁高さ | 横架材心間距離:2,250mm~3,185mm |
使用方法
下記の方法から選択して使用してください。
①付加制振 | 耐力を見込まない場合で、仕様規定を参考にバランスよく配置 ※付加制振の場合でも、設計・施工マニュアルを参照して、適切に引抜き防止金物を取付けてください。 |
②46条2項ルート | 耐力を見込む場合で、許容応力度計算などが必要 |
※設計ツール「ブレスターH.Gtype ー制振ー 設計ツール」からも算出いただけますのでご利用ください。
ブレスターH.Gtype ー制振ー 設計ツール
ブレスターH.Gtype ー制振ーは平面的にバランスよく配置することが望ましいです。四分割法または偏心率計算により配置計画をご検討ください。
推奨配置数
床面積 | 配置数 |
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36㎡以下(11坪以下) | 全体で2壁(1方向1壁) |
73㎡以下(22坪以下) | 全体で4壁(1方向2壁) |
109㎡以下(33坪以下) | 全体で6壁(1方向3壁) |
※表の配置数は建築基準法を満足する建物(地震力に対する床面積あたりの必要壁量29cm/m2の場合)に4%の減衰を付加した場合の数量を試算した一例です。
評 価
ハウスプラス確認検査株式会社【HP評価(木)-20-031】
構成部品
ブレスターH.Gtype ー制振ー HG-W450
適用壁幅450〜460mm
■ | CR2プレート (材質:SGHCまたはSGCC/板厚:1.2mm) |
4本 |
---|---|---|
■ | HG310 (材質:STKR400/板厚:3.2mm) |
2本 |
■ | OK-65 (材質:φ6.5mm/板厚:65mm) |
62本 (内予備2本) |
■ | OKD-19 (材質:φ6.0mm/板厚:19mm) |
70本 (内予備6本) |
ブレスターH.Gtype ー制振ー HG-W600
適用壁幅600〜610mm
■ | CR2プレート (材質:SGHCまたはSGCC/板厚:1.2mm) |
4本 |
---|---|---|
■ | HG460 (材質:STKR400/板厚:3.2mm) |
2本 |
■ | OK-65 (材質:φ6.5mm/板厚:65mm) |
62本 (内予備2本) |
■ | OKD-19 (材質:φ6.0mm/板厚:19mm) |
70本 (内予備6本) |
実 例
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