土木事業部
製品・工法案内
AS345ボルト Nタイプ
用途
のり面防災、切土補強土工法、トンネルNATM 工法、既設のり枠の補強、擁壁補強、ダム余水吐、各種構造物の基礎
特長
- ●全ねじのため作業性が向上
- ●ベルキャップによる確実な頭部防錆処理可能
- ●溶融亜鉛めっき防錆処理により耐久性向上
- ●長期保管に対応可能
- ●頭部の長期養生に対応可能
作業手順例
1. 削孔
現場に適合する削孔機械で所定の深さに達するまで削孔する。
2. グラウト注入
注入ホースを孔底まで入れグラウト注入する。
3. ロックボルト挿入
ロックボルトにK-1スペーサーなどを取り付け、所定長のロックボルトを挿入する。ロックボルト挿入後、直ちにベルシースを挿入する。グラウト養生後、必ず空隙部をモルタルなどで充填する。
4. 定着
グラウト養生後、角座金、ベルワッシャー、コマナットなどを配置し、トルクレンチによりナットを定着させる。
5. ベルキャップ取付
ベルキャップBC(ベルコート充填済)を取り付ける。
仕様
ボルト呼径 | AS345 メッキボルト |
ASメッキ コマナット |
ASメッキ カップラー |
---|---|---|---|
D19N | 77以上 (HDZT 77) |
49以上 | 77以上 (HDZT 77) |
D22N | |||
D25N | |||
D29N |
ボルト呼径 | サイズ※1 (mm) |
単位質量※2 (kg/m) |
公称断面積 (mm2) |
母材強度[目安](kN) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | P | 引張荷重 | 降伏荷重 | 許容荷重 | 許容荷重※3 | |||
D19N | 21.9 | 8.0 | 2.25 | 286.5 | 140以上 | 98以上 | 56 | 50 |
D22N | 25.2 | 10.0 | 3.04 | 387.1 | 189以上 | 133以上 | 75 | 69 |
D25N | 28.7 | 12.0 | 3.98 | 506.7 | 248以上 | 174以上 | 99 | 91 |
D29N | 32.2 | 14.0 | 5.04 | 642.4 | 314以上 | 221以上 | 125 | 117 |
素材:JIS G 3112 SD345 Py=345~440N/mm2, Pu=490N/mm2以上
許容引張応力度は、196N/mm2(2002年制定 コンクリート標準示方書〔構造性能照査編〕参照)
※1:AS345メッキボルトも同様
※2:AS345メッキボルトの単位質量は素材質量
※3:腐食しろ1.0mm考慮
- ■ナット・カップラー
コマナット | カップラー | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
B | C | D | E | H | L | d | |
D19N | 32 | 37.0 | 52 | 54 | 40 | 100 | Φ35.5 |
D22N | 35 | 40.4 | 54 | 56 | 50 | 110 | Φ39 |
D25N | 38 | 43.9 | 54 | 56 | 50 | 130 | Φ42.5 |
D29N | 46 | 53.1 | 56 | 58 | 60 | 130 | Φ42 |